特定非営利活動法人
日本セントラルオーケストラの目的
クラシック音楽、オペラ、バレエ、ミュージカルのオーケストラ公演を開催し、埼玉県を中心に地域に根づいた、広く多くの音楽愛好家の増加を促進させ、豊かな文化芸術の社会振興の一助を担う。
公演における会員数を増やし、寄付金で全国の入院している子どもたちに生演奏を聴いてもらい、音楽の力で元気づけることで入院生活のストレス軽減、克服に寄与することを目的とする。
非営利活動法人の種類
1.保健、医療又は福祉の増進を図る活動
2.社会教育の推進を図る活動
3.まちづくりの推進を図る活動
4.観光の振興を図る活動
5.学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
6.子どもの健全育成を図る活動
7.経済活動の活性化を図る活動
役員一覧
理事 谷屋勇樹
副理事 平井陽子 岡田純一
内藤賢吾
監査 笹佳美
経歴・沿革
2009年1月 | Royal Music Garden(音楽教室)設立 |
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2014年1月 | 出張演奏事業を開始 |
2023年8月 | NPO法人日本セントラルオーケストラ 設立 |
セントラルオーケストラメンバー
(第1回公演より)
指揮
河合 尚市
指揮
河合 尚市
経歴を見る
東京芸術大学卒業後、これまでに、劇団四季(ミュージカル『オペラ座の怪人』日本初演、ミュージカル『ウエストサイド物語』)、東京混声合唱団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラアンサンブル金沢、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティーフィルハーモニック管弦楽団、パシフィックフィルハーモニア東京、千葉交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、東京吹奏楽団、新ヴィヴァルディ合奏団、日本音楽集団等と共演。また、日本屈指のバレエ指揮者として松山バレエ団、谷桃子バレエ団、日本バレエ協会等、日本を代表するバレエカンパニーの公演を指揮。2005年〜2020年、尚美学園大学教授として後進の指導にあたる。現在、浜松Open Art エグゼクティブ音楽プロデューサー、尚美学園大学名誉教授。
コンサートマスター
平澤 仁
コンサートマスター
平澤 仁
経歴を見る
長野県松本市生まれ。幼少期から埼玉県蓮田市にて育つ。5歳より才能教育研究会(スズキ・メソード)にてヴァイオリンを始めたのち、広瀬悦子氏に師事。埼玉県立浦和高校を経て、1981年東京芸術大学音楽学部に入学。田中千香士、原田幸一郎、両氏の薫陶を受ける。1985年同大学院に進む。同年、第54回日本音楽コンクール(毎日新聞社:NHK共催)に入選。1986年より国際ロータリー第2770地区財団奨学生として、ジュリアード音楽院に留学。ドロシー・ディレイ、川崎雅夫の各氏に、また室内楽をヤコブ・ラタイナー、サミュエル・ローズの各氏に師事。
1988年、同音楽院の修士課程を修了、帰国と同時に東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任。以来、2009年まで二十年余りに渡って定期演奏会、新国立劇場のオペラ、バレエ公演などの重責を果たした。
その間ソリストとしても、メンデルスゾーン、チャイコフスキー、コルンゴールドなどのヴァイオリン協奏曲を演奏している。また、東急・東フィルTOPSコンサートの音楽監督であり、日本を代表する名アレンジャーの前田憲男氏には「今まで聴いたヴァイオリンの音の中で一番美しい」と称賛された。1991年より定期的に東京文化会館にて自主リサイタルを開催し研鑚を重ねている。NHK=FM「名曲リサイタル」等にもたびたび出演。そして2014年11月の渋谷さくらホールでのリサイタル(ピアノ=竹村浄子)は、特に好評を博した。
室内楽の分野ではアンサンブル・エスパスのメンバーとしての演奏会の他、木曽福島音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭など各地のコンサートに出演。マルタ・アルゲリッチ、イヴリー・ギトリス、ポール・メイエほか内外の著名アーティストと共演している。近年はこれまでの経験を生かし、各オーケストラ、オペラ公演でのコンサートマスター客演のほか、歌手とのコラボレーション、とりわけ人気テノール歌手の錦織健とは2015年11月のコンサートで共演し成功を収め、今後の展開に期待が集まっている。
※平澤仁HPより引用 https://j-musik.com/jinvn/
担当楽器 | メンバー(主席=◎) |
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第1ヴァイオリン | 相良おり絵 野村祥子 星川萌惠 浅井千裕 谷口亜美 小林将 平山慎一郎 |
第2ヴァイオリン | ◎海保あけみ 栗井まどか 河合真理 武原なつ美 吉澤知花 菅野千怜 |
ヴィオラ | 内藤賢吾 伊藤美香 西村葉子 景山奏 高梨瑞紀 古田泰一 |
チェロ | ◎斉藤章一 牧野るる子 畑江寿利 谷屋勇樹 |
コントラバス | ◎佐伯洋裕 西村良子 鈴木智 本多学 園部智彩 栗田涼子 |
フルート | ◎中川彩 飯塚悠紀 |
オーボエ | ◎大隈淳幾 吉織美弥 上山範人 |
クラリネット | ◎恩智聡子 大野まりか |
ファゴット | ◎大兼久 潔 田中信証 |
ホルン | ◎小川敦 井上華 𡈽谷優太 千葉大輝 井澤滉一 |
トランペット | ◎岩波俊光 村上信吾 小野寺宏貴 |
トロンボーン | ◎轟木 敬 今村耀 下村壮平 |
チューバ | 藤田英大 |
打楽器 | ◎川本裕之 三宅優 |
ハープ | ◎高山聖子 髙岡真実 |
楽団員募集について
現在、楽団員の募集は行なっておりません。
代表挨拶
理事長
谷屋 勇樹
この度、日本セントラルオーケストラを設立するにあたり、2020年から猛威を振るった感染症でしたが、医療従事者の皆様が大変な中、音楽家という仕事は本当に何も社会の役に立てず、とても無力さを痛感しました。
コンサートに来て下さったお客様の為に演奏してそれを自分の生活の為の糧とする事。いつも目の前のことだけを考えて仕事をしていましたが、改めて、これまで学んできた技術は一体なんの為なのか考えました。
悩んだ結果、私はもっと人の為にこの能力を活かすべきだという考え方が徐々に芽生えました。「コンサートに足を運んでくれたお客様だけでは無く、此方から、困っていたり、音楽療法の必要な方の元へ出向いて演奏したい。」と強く思いました。
そんな折、指揮者の河合尚市先生に、その事を話すと「今すぐ行動しなさい」との助言から、意を決して特定非営利活動法人として発足しました。
音楽愛好家の方々の為だけでは無く、精神的に苦しんでいる方、特に病気で入院している子どもたちはイベントの多い季節でも、不安な気持ちと一緒に病院に閉じこもって治療しなければなりません。
そんな子供たちの気持ちを少しでも楽にさせてあげられるよう、演奏を届ける事。私が自分の培った技術で人を笑顔にできるのは、これしかないと思いました。